みんなでうたおう!本庄鮮魚のおさかなソング♪

12月の旬のおさかな

\冬の鍋におすすめの旬のおさかなをご紹介!/
あんこう・たら・たい


■あんこう
属性:アンコウ目アンコウ科
時期:12月~2月が旬
栄養:”海の栄養宝庫”ともいわれ、低脂肪・高タンパクでとてもヘルシーな魚です。
身には良質なたんぱく質がたっぷり。肝には血中の中性脂肪やコレステロール値を下げる効果も期待できるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれているほか、ビタミンAやビタミンD、ビタミンEも多く含まれています。また、皮やヒレに含まれるコラーゲンには抜群の美肌効果を発揮します。乾燥する冬の時期にぴったりですね!

💡捨てる場所のない魚「あんこう」

あんこうは、エラから胃袋までほとんどすべてを食べられる「捨てるところのない魚」として知られています。
「キモ(肝)、カワ(皮)、水袋(胃袋)、ヌノ(卵巣)、エラ、トモ(ヒレ)、ヤナギ(身)」の七部位は「あんこうの七つ道具」と呼ばれ、それぞれ食感も味わいも異なるのが魅力。中でも濃厚な肝は“海のフォアグラ”とも称されるほどの美味しさです。
また、あんこうは体が柔らかく滑りやすいため、まな板では捌きにくい魚です。
そのため、昔から吊るし切りという独特の方法で捌かれ、職人の技が光る調理法として受け継がれています。

💡目利きのポイント

①切り身の場合、透明感のあるピンク色の身がポイント!
②丸々の場合、表面のヌメリに透明感があるものが新鮮な証拠です。

■たら
属性:タラ目タラ科
時期:12月~2月が旬
栄養:タンパク質やビタミンB12が豊富に含まれています。
ビタミンB12は睡眠リズムを整え、眼精疲労の改善、貧血の予防などの効果が期待できますが、水に溶けやすいためスープごといただける鍋がぴったりです。
また、白子はビタミンD、E、B群が豊富に含まれておりますが、痛風の原因となるプリン体が多く含まれているため、食べすぎには注意です!

💡「鱈腹(たらふく)食べる」の語源?!

「たらふく食べる」とは、「お腹がいっぱいになるまでたくさん食べる」という意味ですが、鱈がなんでも食べる雑食性の大きな大食漢で、エサをたくさん食べて腹が大きく膨れている様子から「鱈腹」という当て字が使われました。
ただし、本来の語源は魚とは関係がなく、「足りる(たりる)」が変化した言葉といわれています。
「足りる → たりふく → たらふく」と音が転じ、現在の「たらふく食べる」になったとされています。

💡目利きのポイント

①切り身の場合、身が白く半透明なもの。くすんだり、薄いピンク色になっているものは鮮度が落ちている証拠です。
②丸々:まだら模様が濃くはっきりと見えるものがおすすめ。
③丸々:触って弾力があり、張りのあるもの。
④白子目当ての場合は腹が膨れている雄の鱈を選んでください!

■たい
属性:スズキ目タイ科
時期:12月~3月が旬
栄養:鯛には水に溶けやすいタミンB1やナイアシン、タウリンなどの栄養素が豊富に含まれており、鯛の頭の骨の部分にもD H AやE P Aが豊富に含まれています。そのため煮汁ごと食べられる料理がおすすめ。頭の骨の部分は、かぶと煮やアラ煮にして食べることでこれらの栄養を効率よく摂取でき、血液サラサラ効果や動脈硬化予防の効果が期待できます。

💡なぜ縁起が良いといわれるのか?

鯛は寿命が長く、40年以上生きることもあるほど生命力の強い魚です。また、旨味が強く栄養価も高いことから、昔から“価値の高い魚”として重宝されてきました。さらに、鮮やかな赤い体色は「めでたい」を連想させる紅白の色合いで、お祝いの席にふさわしいとされています。
七福神のひとり・恵比寿様が抱えている魚としても有名で、「福を呼ぶ魚」として昔から親しまれてきました。
「腐っても鯛」ということわざは、鯛はたとえ価値が落ちても他の魚より優れている、という意味から生まれた言葉で、その格の高さを物語っています。

💡目利きのポイント

①目が澄んでいて、ふっくらと丸みのあるもの。
②エラの内側が鮮やかな赤色をしているもの。
③尾の付け根が太くしっかりしているものが脂が乗っている証拠です。
④切り身の場合は白身に透明感がありハリがあるものがおすすめ!

本庄鮮魚では、お好みの形態に無料で捌きます。
調理方法に合わせてご要望くださいませ!

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